翻訳と辞書
Words near each other
・ マトッシュ
・ マトフェイ
・ マトフェイ受難曲
・ マトベイ・ブロンスタイン
・ マトボ
・ マトマタ
・ マトモス
・ マトモニンゲン!?YES・NO!
・ マトラ
・ マトラ (モザンビーク)
マトラ (自動車)
・ マトラ マジック II
・ マトラカ
・ マトラグ
・ マトラン
・ マトラ・M530
・ マトラ・MS670
・ マトラ・MS680
・ マトラ・シムカMS670
・ マトラ・シムカ・バゲーラ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マトラ (自動車) : ウィキペディア日本語版
マトラ (自動車)

マトラ・オトモビル(''Matra Automobile'' )はかつて存在したフランス自動車メーカー
== 沿革 ==

マトラミサイル製造から事業を拡大した航空宇宙関連の工業コングロマリットであったが、グループの一社がスポーツカーメーカーのオトモビル・ルネ・ボネにボディ用のFRPを卸していたのをきっかけに自動車産業にも関わるようになった。1964年末、経営危機に陥ったルネ・ボネを傘下に収め〔檜垣、p.186。〕、グループ経営者の(Jean-Luc Lagardère) が初代社長に就任した。1962年からルネ・ボネで製造されていた世界初の量産ミッドシップスポーツカー「ジェット (Djet) 」を改良し、「マトラ・ジェット」として販売を継続。スポーツカーメーカーとして名を馳せた。
また、モータースポーツにおけるフランスの復権を唱えるド・ゴール政権の支援を得て、積極的にレース活動を展開した〔檜垣、p.187。〕。F1では独自マシンで参戦する一方、ティレルと組んで1969年の世界タイトルを獲得。耐久レースでもル・マン24時間レース1972年から3連覇するなどの功績を残した。
しかし、レース事業への注力で経営難に陥り、1969年12月にクライスラー傘下のシムカ合併し、社名を「マトラ・シムカ」に変更した〔檜垣、p189。〕。両社の関係は1980年代初めまで続いた。
1983年に独自モデルの生産は終了し、その後はルノーと提携してルノー・エスパスなどを開発・生産した。ラガルデールが母屋を乗っ取るようにマトラグループを買収した後も、グループの柱であるメディア防衛・自動車分野の一角として残っていた(といっても形だけで、グループ内では日陰の存在だった)。
2003年にラガルデールは自動車製造部門からの撤退を発表。マトラはイタリアピニンファリーナに売却され、"Matra Automobile Engineering S.A.S"に社名変更した。現在は自動車の先行研究開発 (R&D) が主な業務内容である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マトラ (自動車)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.